秋彼岸(あきひがん)


秋彼岸は秋分の日を中日とする前後三日間の合計七日間で、この間が春彼岸同様、仏教の教えを実践する仏教週間ともいうべき期間です。先祖を偲び、先祖に感謝し、お墓参りをしてご供養して下さい。
日頃の自分を反省し、ご先祖に感謝し、何かよいことをしようという気持ちを持つ日、それが彼岸会(ひがんえ)です。
 
彼岸という言葉はインドの古い言葉「パーラミータ(波羅蜜多)の漢訳で「到彼岸」の略であると言われます。つまり、生死流転のこの世界(此岸)から、涅槃の世界(彼岸)にいたるという意味です。
「彼岸」とは川の向こうの理想郷のようなところで、彼岸に達するのは悟りの境地に達する事。
「此岸」は今自分がいる苦しみ(煩悩)に満ちた世界の事。

お釈迦様は彼岸に到る方法を六つの実践の道で教えられています。

布施 みんなで力になりあいましょう。
持戒 みんなできまりを守りましょう。
忍辱 みんなで辛抱しましょう。
精進 みんなで力を合わせて働きましょう。
禅定 みんなで静かな心を保ちましょう。
智慧 みんなで信心の灯をかかげましょう。

これを六波羅蜜といいます。

「春分の日」と「秋分の日」には、太陽は真東から出て真西(西方極楽浄土の方角)に沈みます。そして昼と夜の長さが同じになります。迷いと悟り、この世とあの世、現実の 世界と理想の世界の接する日でもあります。 そこでこの中日には浄土に生まれた先祖をしのび、今日ある自分を育ててくれた先祖に感謝し、自らも彼岸に到達できるように精進することがすすめられている日です。
今年は9月19日が彼岸の入りで9月25日が彼岸明けになります。