毎月一回午後一時より写経会をしています。
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般若心経はたいへんありがたいお経であります。
これを読み、写経することは、昔から大般若経六百巻を読むことに等しいと言われるほど多くの功徳があるとされています。
大般若経六百巻は、お釈迦様のお言葉が 六十億四十万語も説かれていると伝えられていますが、今から1300年以上昔、唐の三蔵法師がインドより持ち帰ったお経であり、これを三蔵法師自身が現存の 六百巻にまとめて漢訳したのであります。この大般若経は お釈迦さまが二十八年間も、ご自身の胸の中にお持ちになり、それを練りに練って考えられ、四か所の説法会で十六回にわたって十六善神に守られて説法されたものであります。その内容は空と無と云う事を徹底的にお説きになり、苦しみ、迷いを真底からなくして真実の覚りを現わそうとされているのであります。
このようなお釈迦様のお覚りの中身がこめられ、また功徳が備わっているお経が般若心経でありますから、これほどありがたいお経は他にはないということです。
お経を見る事には非常に大きな功徳があり、また、声に出して読むと更に大きな功徳があり、更には書き写す事で非常に大きな功徳があるといいます。お経を一文字一文字心をこめて書き写すのは仏像一体一体を刻む事と同じ事なのです。どんな人々にも本来清浄な心があり、自らの手でお経を書写することにより浄菩提心((覚りを求める心))を発見する ことがお写経の最大の功徳であるとされています。